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REMODEL BUILDERS ビルダーインタビュー

プロとして大切にしていること、仕事の苦労や喜び、またはプライベートな話まで語っていただきました。

アニメーションイラスト
株式会社ウィルクス
Interview

「ありがとう」の言葉を聞くまで
徹底的にお客様に寄り添う

株式会社ウィルクス
代表取締役 柳原 稔 氏

屋根工事、造園業、住宅設備の職人、大工と住宅に関わるさまざまな業種を経て、20代で「ひとり親方」として独立した株式会社ウィルクスの代表取締役 柳原稔氏。「ちょっと変った職人」として評判になったこともあるそう。さて、その理由とは。

品質を守るために
独自の検査基準をつくる

日々、社員からレポートされる現場写真で、仕上がりのチェックを欠かさない柳原稔氏
日々、社員からレポートされる現場写真で、仕上がりのチェックを欠かさない柳原稔氏

ひとり親方として会社を立ち上げてからは、ユニットバス工事を専門に扱っていました。当時、名刺をつくって大手ゼネコンなどに営業したのですが、普通、職人は営業なんてしないので、すごく珍しがられましたね。でも営業のおかげで仕事が増え、多い年は年間2000戸のユニットバスを受注して、100名近い職人さんに指導していた時期もありました。ユニットバスの独自の検査基準をつくったのもこの頃です。

一般的に、戸建て住宅の場合、骨組みが完成すると真っ先にユニットバスを取り付けます。その後、他の部分の工事をしますが、家が完成するまで、万一、他部位の工事の具合で傷がついたとしても私たちは管理できないんです。完成後、お客様からクレームがきて発覚することになります。そこで工事品質を担保する独自の検査基準をつくって、工事終了後に浴室の扉に貼るようにしたんですね。そうすると工事期間中、職人さんも気をつけて作業してくれますし、厳しい検査項目が多かったので私たちユニットバスの職人も一層意識が高まります。名刺をつくったり検査基準を設けたり、「ちょっと変った職人」と煙たがられたりしましたね(笑)。

お客様への親切が足りない。
これがいちばん避けたいこと

現在も、社員の名刺は柳原氏が作成。一人ひとり異なるデザインが楽しい
現在も、社員の名刺は柳原氏が作成。一人ひとり異なるデザインが楽しい

「お客様がどれだけ喜んでくださったか」を、何より大事にしています。

だから社員には「お客様には、徹底的に親切にしよう」と常に話します。例えば、社員のミスで追加工事が必要になり、費用を会社で持つことになったとしても、私は一切とがめません。お客様の満足のいくリフォームができたのなら、それがいちばんです。それよりも、お客様に対して親切が足りていないと感じた時は、厳しく叱りますね。

なぜなら、お客様の中には、工事完了後に多少の不満があっても「まぁ、いいか」と胸のうちにしまってしまう方もいるからです。それは絶対に避けなければいけません。私自身も、お客様には「コンセントの位置一つでも、気に入らなければ必ず言ってください」と伝えます。お客様のほんの小さな不満も見過ごさない。そんな想いで接してほしくて「親切に」という言葉で社員に伝えているんです。

デザインも施工も自分で。
独自のアイデアが活きるオフィス

このオフィスは自分でデザインして、仕事をしながら少しずつ施工したんです。外から見た時に、お客様が入りやすいのはどんなオフィスだろうか。打合せがしやすいのは?居心地がいいのは?など考えながら。名刺もそうですが、なんでもデザインするのが趣味なんですね。

打合せフロアと執務フロアに段差を設け、間仕切りの下部に引き出し収納を設置。柳原氏のオリジナルアイデア 打合せフロアと執務フロアに段差を設け、間仕切りの下部に引き出し収納を設置。柳原氏のオリジナルアイデア
打合せフロアと執務フロアに段差を設け、間仕切りの下部に引き出し収納を設置。柳原氏のオリジナルアイデア

今、イチ推しのリモデルは?

生活に劇的な変化をもたらしてくれる浴室
イメージ
ゆっくりくつろげるバスルーム(TOTO シンラ)

年々、性能がよくなっている浴室のリフォームがおすすめです。バスは肌に触れる部分ですから他の住宅設備より、よさを体感しやすいんですね。バスタイムがリラックスできる時間になれば、生活の充実度も増すでしょう。実は、私は大の“お風呂好き”。使い勝手を検証するためにも、自宅の浴室を主だったメーカーのもので何度かリフォームしています。中でも、おすすめはやはりTOTOですね。

TOTOリモデルクラブ かながわ店会から上記の方に依頼をし、頂いたコメントを編集して掲載しています。

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